ゴキブログ一覧
2014 .10.31
ホラアナゴキブリ 長翅
A long wing of the Nocticola uenoi uenoi.
増えてきたが,長翅は少ない.
1/20位だろうか.
2014 .10.30
国産オオムカデ2種
Two species of Japanese Centipede.
愛知県産トビズムカデ.
Black bodyに赤い足が美しい.
小笠原諸島産.
このバンド模様は,南西諸島にもいるそうだが,小笠原産はこれ一色.
トビズムカデより大型になる個体が多いようだ.
2014 .10.29
ユウレイヒメマキムシ
Eufallia unicostata.
最初見た時,砂糖菓子の中に潜りすぎて砂糖が付着した個体かと思った.
正体をO木部長に聞いたらすぐに判明.
彼の家にもたまに出るらしい.
最近,生きた状態で沢山もらったので,ゴキブリに与えているカビの生えた固型飼料を投入.
ついでにナガヒョウホンムシもいたので投入.
本種のホストは知られているが,発生環境は良く分からんので,一緒にした.
ゴキブリのカビ飼料はいくらでもあるので,こんな感じで累代できれば楽ですね.
2014 .10.28
カナダからのゴキブリ
The cockroach from Canada
ゴキブリフィギア4種.
右から2番目の個体が今回N原さんよりお土産でいただいたゴキブリ.
はるばるカナダからやってきた.
が,渡航暦を見ると出発は中国であることが判明.
大体この手のものはそこに行き着く.
中央2種は,良く似ているが,前胸背板の模様が明らかに違い,体色も違う.
亜種以上の違いは明白.
裏面.
まあ, 違う.
2014 .10.27
油断大敵!今度はコワモンゴキブリにノミバエ侵入
Security is a great enemy.
Megaselia sp. invaded into the breeding cage of Periplaneta australasiae this time.
全く油断していた.
捕虫機に捕まる数も激減していたので,本当に油断していた.
ふと,いつもの様に捕虫紙を見ると,見慣れたシルエットの虫がやけに多い.
どこかで出ているはずだが,端から確認するしか方法は無い.
発見.
コワモンのケージ.
防虫シートを見ると,無数に穴が.
そういえば,このコワモンは炭カル突破後紙を齧っていた記憶がよみがえる.
そのまま放置していたやつだった.
室内では蓋を開けることが出来ないので,屋上に手作業.
ノミバエは大気開放.
新しいケージには,虫体のみをピンセットで移す.
乾燥したように見えるケージだが,シェルターをどけると,ケース底面に無数の蛹.
シェルターをバラすと中に蛹.
蛹拡大.
これだけしつこいと,今まで ノミバエsp.だったが,成虫の写真をしっかり撮影したくなった.
2014 .10.24
Archiblatta hoevenii F2成虫続々羽化
F2 of Archiblatta hoevenii began emergence.
続々と羽化始めた.
雄の方が身軽なせいか羽化成功率は雌より良さそうに見える.
が,雄は羽ボロ多い.
このように綺麗にむけるためには,広いスペースと足場が必要だと思われる.
成虫集合の繁殖ケージ.
前回の累代と比べ,良く食べる餌も見つける事が出来,手ごたえはあるが.
インブリ系統を作らないと,累代は難しいのかもしれない.
2014 .10.23
2年越え幼虫
Periplaneta americana which passed for two years with the larva.
本日,実験していた最後のワモン成虫が死亡した.
この個体も,産卵から約850日生きた.
が,最後にもっと凄いつわものが実はこいつ.
現在幼虫ではあるが,生まれた時期は上記死亡した成虫とほぼ同じ.
このまま行くと4年近く生きるかもしれない.
約70匹の幼虫がいた中で,この1匹だけ以上に成長が遅れている.
見た目,痩せているので,成虫にならずに死亡するかもしれないが,下手すると後2年以上こいつと付き合うことになるかもしれない.
出典定かではないが,幼虫期間1,031日,成虫寿命1,693日の記録がある.
1つの個体がそれぞれマックスまで生きたわけではないと思うので,単純に=2,724日(7年半)ではないと思うが,この記録を塗り替える可能性があるのは,直近ではこいつだけだろう.
お楽しみに.
2014 .10.22
ヨロイモグラゴキブリと昆虫ゼリー
Macropanesthia rhinoceros and insect jelly.
飼育始めた当初は,よく利用したが,本種はあまり食べなかったので,しばらく与えていなかった.
最近,ブドウ味のムラサキ色の物を購入したので,なんとなく放り込んでいたら,外装の樹脂まで齧っていた.
体内に入ったら良くなさそうだが,消化器官の構造上あまり詰まる箇所もなさそうだし.
追加で入れたら,食べにきていた.
これを食べさせなくても,普通に生きているだろうが,好むとあげてしまう.
一応,タンパク強化製品のようなので,産卵とかに良い結果が出るといいのだが.
2014 .10.21
NHK生出演
I appeared in NHK today.
あさイチ「これですっきり.秋こそ害虫退治」
に生出演しました.
生は初めてだったのと,1時間以上スタジオで過ごすなど初めて続きで大緊張.
素人の私を,いろいろ面倒見て頂きました有働キャスター.宮下さん有難うございました.
他,出演者の皆様,そして,制作会社の皆様有難うございました.
そして,VTR出演の各専門の先生方,有難うございました.
番組終了後の記念撮影(宮下さんの使用許可は得ています).
ついでに,番組で使った,ヒトスジシマカとチカイエカのクラフトも頂いちゃいました.
ヒトスジシマカ.
チカイエカ.
すばらしい!
2014 .10.20
ゴキブリの年齢
The age of Periplaneta americana is presumed.
この個体,産下されてから今日死亡するまでの寿命約850日.
長生きしたほうだろう.
クマネズミだってこんなに長生きする個体は,飼育していても数%程度だ.
休眠に入るクロゴキブリなどは,もっと長生きすると言われている.
休眠しない熱帯産のゴキブリにしては長命だろう.
成虫になったゴキブリの歳など普通は分からないというか,考えた事もあまりない.
普通,集団で飼育していると,翅がボロボロになったり,触覚が短くなったり,ふ節が取れたりした個体は,羽化して日が経っていると想像する訳だが,沢山の高齢で寿命を迎えたゴキブリを見てきて,気がついた事が.
比較.
どちらが若いか分かりますか?
右が若く,左が老齢個体.
老齢個体は,基節の半透明な所に,不定形の白い脂肪のような物が観察される.
若い個体.
透き通り,見た目も若々しい.
老齢個体は,腹部も黒班が見えたり,腹節が伸びて腫れあがっているように見える.
若い個体は,シミ1つなく引き締まっていてスマートな形をしている.
ひとつの試みでした.
2014 .10.17
暖かい場所が好き
A termite likes a warm place.
前回,暖房に切り替えた際,ネバダオオシロアリがケース手前に集まっていた.
そこで,ケースの前後を入れ替えておいた.
その結果,やはり手前の面に集まっている.
巣内から出て徘徊している個体も多くなってきている.
そろそろ,床換えの時期かもしれない.
2014 .10.16
ヤエヤマキスジゴキブリ
Symploce yayeyamana
多少怠けて危うくなったりもしたが,しっかり立ち直るようになった.
特別ひどい事をやらかさなければ大丈夫だろう.
成虫.
終齢幼虫脱皮直後.
中齢幼虫.
終齢まで行くと何の幼虫か分かり易いが,中齢だと見た目の判断は難しい.
2014 .10.15
ノミバエのその後
After of phorid flies extermination.
Blaberus giganteusの駆除後に捕虫紙を交換.
ケースメンテのたびに,防虫シートの穴開きには気をつけ,セロテープで塞いでいる.
注意してみると,結構な数のシートに穴が見つかった.
皆さんもご注意下さい.
今日の結果,どうやら内部発生の確率は少なくなったようだ.
2014 .10.14
ムカデの餌に関して
Be related with the food of a centipede.
トビズムカデ餌食い.
小笠原産オオムカデ餌食い.
大きくはならないが,生きている.
以前,国外産オオムカデを調子に乗ってピンクを頻繁に与えていたら,それが原因か分からないが,突然死を遂げた.
この個体は,ピンクは与えずに,昆虫だけで育てている.
その為か,いまだ調子良さそうである.
結果報告.
2014 .10.10
クロゴキブリ幼虫徘徊
The larva of Periplaneta fuliginosa appeared.
そろそろ成虫のシーズンは終わりでしょうか.
終齢幼虫と思われる個体.
粉餌を食べにきたようです.
この個体とは来年成虫になって再会となるでしょう.
2014 .10.9
8月26日の続報
The follow-up on August 26.Pseudophoraspis sp.
少ないからケージも汚れない.
ただ,餌を食う総量も少ないため餌はすぐにかびる.
で,確認したら,♀成虫1.♂成虫3.♀幼虫1.
♀成虫.
交尾は終わっていると思うので,約1ヶ月半後まで,雌が生きていてくれたら産仔の可能性大.
雄成虫.
その間に雌幼虫が成虫になれば可能性2倍.
逆に今年のマダラゴキブリは,雌雄成虫沢山いるのに,未だに産仔しない.
国内種,国外種の区別は人間がしているだけ.
ゴキブリの意志ではないが,暑い国に生息するゴキブリの方が丈夫なのだろうか.
2014 .10.8
ネバダオオシロアリ集結
Zootermopsis nevadensis large gathering
突如,シロアリが集合始めた.
で,良く考えるとこの面は暖気が当たる場所になる.
実は,つい最近,室内の空調を冷房から暖房に切り替えを行なっている.
この写真でも分かるように,外側に集中している.
久しぶりに見た兵蟻.
2014 .10.7
フタホシモリゴキブリ幼虫
Larva of Sigmella schenklingi.
意外と丈夫な種.
気分も新たに.
これで,半年は変えなくて済む予定.
2014 .10.6
Rhabdoblatta sp.”Thailand”
Rhabdoblatta sp.”Thailand”
幼虫が地中や地表に潜る種の床換えは,マットを総交換する場合,いちいち小さな幼虫を拾わなければならないため,時間がかかる.
上の黒いのが雄,下の茶色が雌.
今回たまたま覗くと,ちょうど成虫になり初めで,小型の幼虫は全くいない.
終齢幼虫.
で,全て交換しました.
ゴミはこの程度であったが,産仔が始まると,この糞大の幼虫が出てくるのでしばらく出来なくなる.
綺麗(後の写真取り忘れたのでなし).
2014 .10.3
石鹸齧り
Soap which suffered the damage of the rat
現場でもあまり見る事がなかったが,自分の所でやられた.
しばらく使ってなかった流しにクマネズミが侵入し,当然食い物は置いてないので古典的な石鹸被害を起こした.
周りを一周まんべんなく齧っている.
素晴らしい!
2014 .10.2
ハエトリの餌付け
Feeding of jumping spider
以前餌をあげた個体と同じ?クモが同じ場所にいたので再チャレンジ.
が,今回は全く相手にされませんでした.
2014 .10.1
Blaberus giganteus のノミバエ発生事例
Megaselia sp. generated in the breeding cage of Blaberus giganteus.
夏から気にはなっていたノミバエの捕獲.
しかし,徘徊する個体などは見無い事から,外部侵入と思うようにしていたが,最近になり,洗い場周りや,たまに作業台で見かけることが多くなっていた.
今年になり,ムカデのケージ,コオロギのケージで少発生は確認し,都度駆除していたが,決め手が見つかっていなかった.
やっと(「新たに」の方が正しいかもしれない)発見したのがこのケージだった.
今まで,発生した事のある種は,死亡個体が腐り易い種だった.
Blaberus属は,身体は大きいが,意外と乾燥が速く,臭いも出ないので,ノミバエが発生するとは思いもよらなかった.
原因はこの穴.
今までに侵入された原因はこれ.
2mm程度の穴なのだが,よく見つけて侵入するものだ.
コルクのシェルターマット際に並んだ蛹.
こんな乾燥した場所で何を食ったのか良く分からないが10個以上付着していた.
再利用したいので熱湯にて殺虫.
ちょうど,幼虫が生まれた直後で,回収が大変でした.
適当に淘汰し,飼育密度を低くしたので,名に恥じない個体が出るかもしれません.
その後の状況.